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ジャンプ力向上のためのトレーニング効果について : 本学バスケットボール選手7名について
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File / Name | License |
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KJ00005443691.pdf |
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アイテムタイプ | [ELS]紀要論文 / Departmental Bulletin Paper |
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言語 | 日本語 |
雑誌書誌ID |
AN10349153
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著者 |
児玉 善広
/ コダマ ヨシヒロ
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著者所属(日) |
仙台大学
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抄録(日) |
本学バスケットボールチームの競技力強化を,ジャンプ力の向上によって行なうため,ウェイトレーニングを実施した。あらかじめ算定された負荷量(バーベル)を肩部に乗せ,厚さ6cm程の板に親指のつけ根をおき,かがとをリズミカルにあげる運動を行なう。トレーニングは,3段階に分け,これを1セットとする。第1段階は,かがとをあげる運動を連続10回くりかえして,1分間の休憩が入る。第2段階も,かがとをあげる運動を連続10回くりかえして,1分間の休憩を取る。最後の第3段階でかがとをあげることができなくなるまでつづける。ここで10回を越えた回数を記録する。この回数によって,セットごとに負荷量が増えていくものである。週3回(1日おき),約2ヶ月後,トレーニング効果を背筋力計を使った蹠面屈筋力の測定と,サージャントジャンプの測定で計測した。その結果, 蹠面屈筋力は,全体で右足首が,28.7kg,左足首が44.1kgと著しい向上が見られ,P<0.01の有意差を示した。一方サージャントジャンプの方は,著しい向上は見られなかったが,全体で2.2cmの向上を示し,被験者7名の内,5名が確実に向上を示した。平均値が向上している点と,向上を示している被験者数から考えて,少なくとも,このトレーニングが,ジャンプ力の向上に有効なものであると推論される。尚,本研究の遂行に際して,運動生理学研究室の佐藤佑先生,又文献翻訳などでご指導頂いた英語研究室の田中久子先生,さらには,被験者として協力して下さった,本学バスケットボール部の学生諸君に,心から謝意を表するものです。
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雑誌名 | 仙台大学紀要 |
巻 | 11 |
ページ | 15 - 24 |
発行年 | 1979-10-01 |
表示順 |
7
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アクセション番号 |
KJ00005443691
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ISSN |
03893073
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