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ボリビアにおける日系人の適応に関する研究
https://sendai-u.repo.nii.ac.jp/records/487
https://sendai-u.repo.nii.ac.jp/records/487cb9e9382-ffac-4f13-bc40-c806b5f59190
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | [ELS]紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||
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公開日 | 2017-03-07 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | ボリビアにおける日系人の適応に関する研究 | |||||||||
タイトル(英) | ||||||||||
タイトル | A STUDY ON THE ADAPTATION OF NIKKEIS IN BOLIVIA | |||||||||
著者 |
平田, 忠
× 平田, 忠
× FOSTER, Margarita
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著者(英) |
Hirata,Tadashi
× Hirata,Tadashi
× Foster, Margarita
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抄録 | ||||||||||
内容記述 | ボリビアに在住する日系人を対象として,彼らのボリビア社会への適応の様子と日本的文化・習慣の維持,日系人としての意識などについて質問紙による調査を行った。質問紙には(a)基本的な個人情報,(b)言語(スペイン語,日本語),(c)日本的文化・習慣・伝統の維持,(d)日系人としての意識(e)日本と日本人,(f)ボリビアなどのテーマに関する質問項目が含まれた。18歳以上のボリビア在住の日系人に質問紙への回答を依頼し,都市部(ラパス市)で101名,農村部(ペニー州,ラパス州の4町)で46名から回答を得た。この調査で得られた主な結果は以下の通りである。都市部,農村部のいずれにおいても大部分の日系人はその社会的活動を日系人社会の中だけに制限しておらず,ボリビア社会の中に溶け込みつつあるといえる。日本的な文化・習慣の維持に関しては大きな地域差が見られた。都市部では,集団移住地出身者は日本語をはじめとして日本の文化・習慣を比較的よく維持しているが,それ以外の人においては維持の程度は低い。農村部では維持の程度がさらに低く,日本的なものが次第に失われつつある。いずれの地域でも日本的文化・習慣の維持のこだわらない人も少なくない。また,ほとんどの人が自分は日系人であるという意識をある程度は持っているが,それと同時によりボリビア人への同一視の傾向が強い人の方が多いなど,意識の面でもボリビア社会への同化が進んでいるようである。 | |||||||||
書誌情報 |
仙台大学紀要 Bulletin of Sendai College 巻 25, p. 23-36, 発行日 1994-03-01 |
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ISSN | ||||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||
収録物識別子 | 03893073 |